予備自衛官雑事記

予備自衛官のあれやこれや

技能予備自衛官と即応予備自衛官の話

※当記事は公開情報を元に支障のない範囲で記述しておりますが、もし問題がある個所がありましたら筆者まで一報頂ければ幸いです。また記事の内容は投稿日現在のものです

 

※今回の記事は未確認の内容も含みます。正確な情報を知りたい方は最寄りの地方協力本部に確認をお願いいたします。

 

 元自の予備自衛官が資格を取得すると昇進するという話は過去のブログで何度かしました。

 

reserve-f.hatenablog.com

 

reserve-f.hatenablog.com

 

 この資格昇進した元自の予備自衛官のことを「技能予備自衛官」といいます(技能公募予備自衛官とはまた別の区分になるので注意)。

 

 技能予備自衛官になると階級が上がる代わりに即応予備自衛官に志願することができなくなります(ついでに言えば技能公募予備自が参加できる技能訓練にも参加できない)。

 

 しかし、昔は即自をやる余裕もなかったから技能予備自の方を選んだけど、今は時間に余裕ができたのでやっぱり即応予備自衛官をやってみたいという方もいるでしょう。そういう方については即自になる方法がないわけではありません。

 

 詳細は地本に確認して頂きたいのですが、一度予備自衛官を退職すると技能での昇進が抹消されるため、その後再度予備自衛官になれば「普通の元自予備自衛官」になり、そこから即応予備自衛官に志願することも可能になるという事です。この際に階級はそのままなのか、それとも技能昇進前の階級に戻るのかは未詳です。

 

 この情報自体は私も伝聞だけですので次の招集訓練時に地本の人に確認してみたいと思うのですが、例え階級が陸士長に下がったとしても現在の即自は50歳まで志願可能ですので年配の方以外は即自への道が再び開けることになります(ちなみに予備自衛官についても陸士では55歳まで志願可能です)。

 

 技能予備自だからと即自を諦めていた方は一度、地本に相談してみてはいかがでしょうか?