即応予備自衛官のD、F訓練って分割可能だったのか?
※当記事は公開情報を元に支障のない範囲で記述しておりますが、もし問題がある個所がありましたら筆者まで一報頂ければ幸いです。また記事の内容は投稿日現在のものです。
2022年度版予備自衛官パンフレットがホームページで公開されております。
内容自体はほぼ例年通りですが、気になった点が一つ。
12ページに訓練日程の一例として休業日を活用した出頭(Aさん)と休業日と休暇を活用した出頭(Bさん)が載せられていますが、Aさんの方は4日間訓練であるD訓練、F訓練を直近の土日2回に分けて出頭しています。
即自の訓練出頭で一番問題となるのは3日間のE訓練×2、4日間のD訓練、F訓練です。E訓練は三連休等を上手く活用すれば何とかできるのですが、D訓練、F訓練についてはどうしても仕事を休まなければならないのです。
もしこれが2日間ずつ分割できるとなれば訓練出頭の難易度も大きく下がります。昔、私が即自をやってた頃は基本的にD、Fの分割は出来なかったと思うのですが、今は運用も変わってきているみたいですね。
ただ、実際に問い合わせてみたら部隊によっては出来ないとか言われたりすることもよくあるのが自衛隊という組織なので、細部確認したい方はまず地本に連絡です。
あと、予備自衛官補(一般)の教育訓練招集にeラーニングが導入されたとの事。「約5日/50日の出頭を効率化」(5日分の訓練をeラーニングで出来るということか?)らしいです。こういう取り組みは是非、他の訓練でも進めて行って欲しいですね。