予備自衛官雑事記

予備自衛官のあれやこれや

予備自衛官が訓練担当部隊の為に出来る事

※当記事は公開情報を元に支障のない範囲で記述しておりますが、もし問題がある個所がありましたら筆者まで一報頂ければ幸いです。また、記事の内容は投稿日現在のものです。

 

 予備自衛官の招集訓練はコア部隊で行われることもありますが、基本的には通常の部隊で行われることがほとんどです。

 

 訓練担当部隊にとっては年に1回あるかないかの業務な上に、少ない人員で多数の予備自衛官を受け入れなければならないため、結構な負担を生じます。特に都会の駐屯地だと、1個中隊で最大100人近い予備自の面倒を見なければならないこともあり、こうなると着隊だけで現職の隊員は大わらわとなります。

 

 そこで今回は、予備自衛官として訓練招集に参加するに当たり、常備隊員の負担を少しでも軽減するために思いついた事項をまとめてみました。常備自衛官の負担を減らすことが出来れば訓練も円滑に進めることができ、引いては予備自衛官の為にもなります。これから訓練に参加される方は参考にしていただけでば幸いです。

 

初日は早めに着隊する

 

 予備自の招集訓練は5日間の日程で組まれますが、初日は早めに着隊した方が良いです。できれば部隊の受付開始時間直後には駐屯地に到着したいところ。

 

 何故かというと、招集訓練初日は出頭者が非常に多いためです。都会の駐屯地では特に顕著ですが、受付時間ギリギリに行くと受付が出頭者で大混雑しており被服交付を受けるだけで非常に時間がかかったりします。

 

 また、駅やバス停が近い駐屯地だと電車やバスが出頭する予備自衛官で混雑する可能性もあるので(特にバス)やはりなるべく早い時間に出頭することをお勧めします。

 

 早めに行けば、もし被服交付でサイズの間違い等があっても迅速に対応してもらえますし、身体検査の準備も余裕をもってできます。

 

 交通事情等で早めに出頭できない方は仕方ありませんが、受付業務の平準化という観点からもなるべく早めに出頭することが現職、予備自双方の負担軽減になると思います。

 

 なお、通修者の場合、2日目以降はそこまで早くなくても問題ありません。受付が混むこともそれほどないので、前日に達せられた朝の集合時間に間に合うよう余裕をもって集合できれば大丈夫です。

 

編成表を確認する

 

 予備自の招集訓練の場合、臨時の編成表が張り出されます。出頭したらまず自分が所属する小隊、分隊等を確認しておきましょう(編成表の場所が分からない場合は担当部隊の人に聞けば教えてくれます)。

 

 朝礼、終礼や一部の訓練はこの編成表の区分に基づいて行われます。現職自衛官や小隊長、分隊長の予備自衛官も隊員を掌握しようとはしてくれますが、いざ、区分ごとに整列となったときに自分の所属が分からないようなことは出来るだけ無いようにしましょう(「進んで指揮官の掌握下に入る」というやつです)。

 

 また、小隊長や分隊長に指名された方は小隊員、分隊員の氏名階級も同時に掌握しておいた方が良いと思います。別途、編成表を配布してくれる場合もありますが、無い場合もありますのでメモ帳等に書き写しておきましょう(保全上、携帯電話等での写真撮影ではなく手書きで写す方が良いみたいです。これは下記の訓練予定等も同じ)。

 

 技能公募出身の予備自衛官は階級によっては初めての訓練招集でいきなり小隊長や分隊長になる可能性もあります。色々と慣れないこともあると思いますが、定年退官組や長く予備自衛官をやっている人はここら辺の要領は心得ていますので、分からないことがあれば積極的に聞いて頂ければと思います。。

 

訓練予定を把握する

 

 編成表と同じく、訓練予定も張り出されます。予備自の訓練では結節ごとに事後の行動を指示されますが、やはり一日の予定ぐらいは事前に掌握しておいた方が遅滞なく行動できると思います。また、訓練予定には服装や携行品等も指示されていますので、あらかじめ準備して集合時間間際に慌てる事の無いようにしましょう。

 

 訓練予定とは別に、訓練区分ごとの編成表が逐次張り出されることもあります。休憩等で時間があれば何か変更点がないか度々確認しておきましょう。特に終礼終了後は明日の予定も含めて確認しておいたほうが良いと思います。

 

最終日の離隊は速やかに

 

 現役の時に勤務していた駐屯地で訓練招集を受けた場合、かつての所属部隊に立ち寄って同期の顔でも見ていこうか・・・というのは良くある話です。これ自体は全く問題ないのですが離隊日にいつまでも駐屯地内に留まってしまうと担当部隊に迷惑をかけてしまう可能性があります。

 

 というのは、担当部隊は離隊する予備自衛官全員が駐屯地を出るまでを営門で確認しているので、いつまでたっても駐屯地内にとどまっている予備自衛官がいると最終的には担当部隊が駐屯地中を探し回る羽目になります。

 

 恐らく、最終日の終礼時には離隊時限が示されると思いますのでその時間までにはちゃんと営門を通過して駐屯地を出るようにしましょう。