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既に第38普通科連隊(多賀城)、第48普通科連隊(相馬原)等のコア部隊が被災地に派遣され、所属する即応予備自衛官が活躍中です。
【災害派遣情報】
— 陸上自衛隊 東部方面隊 (@JGSDF_EA_PR) October 17, 2019
東部方面混成団 第48普通科連隊は、昨日10/17(木)栃木県佐野市において道路の復旧作業を実施しました。
動画は活動の様子です。ドーザを操作しているのは即応予備自衛官です。 pic.twitter.com/QdQKdkWfPi
即応予備自衛官がいわき市にある避難所に到着し、食料等を被災者へ送り届けている様子です。その様子は取材され、彼らは所属する企業等の理解もあり、迅速に出頭し活躍しています。#予備自衛官 #即応予備自衛官 #予備自衛官補 #陸上自衛隊 #台風19号 pic.twitter.com/pSLUJ1UJuN
— 予備自衛官等制度 (@jgsdf_reserve) October 17, 2019
10月18日の防衛大臣記者会見によれば17日の段階で82名の即応予備自衛官が被災地で活動中とのこと。またこれから先、予備自衛官から招集される人が出てくるだろうとのことでした。
当面の予備自衛官等招集規模は200人との事だったので、人数が揃うのを待つよりも即時出頭可能な人員からとりあえず投入したのでしょう。今後、職場との調整等を終えて出頭できるようになった人員が出てくれば逐次増員していく方針かと思われます。
被災地での活動が長期化し、1千人規模の招集となればローテーションも必要となってきますので即応予備自衛官だけでなく予備自衛官にも招集がかかる可能性が大きいと思います。逆に災害派遣活動終了の目途が予定よりも早くなりそうならば予備自衛官の招集は小規模に留まるでしょう。
また、予備自衛官は部隊に所属していないため(平時は各地本に所属)どの様に運用されるかまだ分かりませんが、主な活動が生活支援と想定されていることからコア部隊に編入されて活動する可能性も考えられます。
今後も情報発表等を注視していきたいと思います。