新型コロナと予備自衛官訓練招集
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新型コロナウィルスの影響により予備自衛官関係でも影響が出ております。
既に令和2年度第一回予備自衛官補採用試験が中止になっており、予備自衛官、即応予備自衛官の訓練招集や予備自衛官補の教育訓練招集についても全国的に訓練日程が未定となっているようです。
即応予備自衛官については4月に訓練招集を行った部隊もあったようですが、今後の訓練予定は白紙状態とのこと。
令和2年度第1次即応予備自衛官招集訓練の様子です。コロナウイルス拡大防止のため、次回の訓練は未定ですが、即応予備自衛官の皆様、健康管理に注意して、また訓練でお会いできるのを楽しみにしています。☺☺☺ #第19普通科連隊 #自衛隊 #陸上自衛隊 #即応予備自衛官 #守りたい人がいる pic.twitter.com/poxjtQrPlH
— 陸上自衛隊第19普通科連隊 (@jgsdf_19ir_pr) 2020年4月17日
新型コロナに関わらず自衛隊は駐屯地内で多数の人間が集団生活をしているという特性上、感染症に対しては非常に神経質な組織です。隊内でのコロナ感染の可能性を少しでも低くするため、外部から多数の人員を招集する訓練や行事は中止せざるを得ないのでしょう。
恐らく、緊急事態宣言が解除されるまで訓練招集の目途が立つことは無いと思われます。コロナの終息まで長引くようならば地本より何らかのアナウンスがされるでしょうが(訓練不出頭になる予備自が大量に出るため)、とりあえず今はおとなしく様子見といったところでしょうか。
ちなみに防衛省ではホームページやYouTubeの広報チャンネルでコロナウィルスに対する啓発資料や動画を掲載しております。
防衛省 お知らせより
訓練予定も決まらずもどかしい状況ですが、感染拡大を防ぐため一人一人が出来る事をやって行くしかないと思います。