予備自衛官雑事記

予備自衛官のあれやこれや

予備自衛官等雇用企業の部隊訓練見学について

※当記事は一般公開しても支障のない範囲で記述しておりますが、もし問題がある個所がありましたら筆者まで一報頂ければ幸いです。また、記事の内容は投稿日現在のものです。

 

 各地方協力本部では年に1~数回、コア部隊において予備自衛官等雇用企業に対して訓練見学を実施しています。

 

www.mod.go.jp

 

 この訓練研修ですがコア部隊で行われるため即応予備自衛官の雇用企業しか参加できないと思われている方もいるかもしれませんが、地本によっては予備自衛官を雇用している企業でも参加できます。年度初め(4月)辺りに「今年度、予備自雇用企業の訓練見学があれば教えて欲しい」と伝えておけば、実施前に案内を送付してくれます(担当は地本の援護課もしくは予備自衛官課、予備自衛官室)。

 

 一般の人に予備自衛官が普段どんな訓練をしているか知ってもらうためにも良い機会ですし、少し規模の大きい会社ですと自衛隊好きが1人ぐらいはいたりするものなので喜ばれるかもしれません。また、お子さんが参加できることもあるので、もし自衛隊に興味のあるお子さんいらっしゃるならぜひ参加して頂きたいと思います(地本も喜びます)。

 

 見学内容は、実施場所が駐屯地か演習場かによって変わりますが、おおむね即自(現職の場合もある)の訓練見学や資料館の見学、装備品展示、食堂での喫食体験などです。なお、駐屯地の食堂で体験喫食する場合はわずかですが食事代がかかります。また、当日の集合場所は地本かその近辺の駅あたりになることが多いですが、そこまでかかった交通費(電車代、バス代等)については地本が負担してくれます。ここら辺の事情については今後、変わるかもしれませんので案内が来た時に確認しておきましょう。