※当記事は一般公開しても支障のない範囲で記述しておりますが、もし問題がある個所がありましたら筆者まで一報頂ければ幸いです。
以前の記事でも少し触れましたが平成30年10月1日より、予備自衛官等の採用上限年齢が引き上げられています。
具体的には予備自衛官の場合、退職時に士長以下の階級だった者はこれまでの上限年齢37歳未満から55歳未満へ。即応予備自衛官については陸士長以下の階級だった者は上限年齢32歳未満から50歳未満までと、大幅に引き上げられています。
その他、陸曹、幹部については、平成30年度より1佐の予備自衛官採用が開始されたこと以外は変更ありません。簡単にまとめると以下のようになります(記事投稿日時点でのデータです)。
対象者
自衛官として、1年以上勤務した者で、採用時の年齢が、それぞれの階級に応ずる年齢未満の者(海上自衛官・航空自衛官を含む)。
1佐 58歳未満
2佐・3佐 57歳未満
1尉・2尉・3尉・准尉・曹長・1曹 56歳未満
2曹・3曹・士長・1士・2士 55歳未満
対象者
自衛官として、1年以上勤務し、退職後1年未満の元陸上自衛官又は陸上自衛隊の予備自衛官として採用されている者。
2尉・3尉・准尉・曹長・1曹 51歳未満
2曹・3曹・士長・1士 50歳未満
公式情報が見たい方はこちらへ。
予備自衛官はともかく、即応予備自衛官は退職時の階級が士長だったため年齢制限で志願したくてもできなかった人には朗報かと思います。
興味のある方は居住地の地本に問い合わせてみてはいかがでしょうか。